一生に一度は行ってみたい世界遺産をみんなで書いていくページです。

モンサンミッシェルとその湾 (フランスの世界遺産)

  • 投稿者:藤原かなこ
「西洋の驚異」や「海上のピラミッド」と呼ばれるモンサンミシェルは16世紀に完成したフランスで最も有名な巡礼地。
「モンサンミッシェルとその湾」という名称で世界遺産に登録されています。
モンサンミッシェルは海の上にある岩山に建つ聖堂のことです。
対岸の町アヴランシェの岸から約5km、かつては干満の差が激しく、満潮時には周囲900mの山は海に囲まれ、人が近づくことは難しかったのだそう。中世の巡礼は困難な旅でした。
伝説によれば、アヴランシェの司教であったオベールの夢に、大天使ミカエル(仏語でサンミシェル)が現れたのは708年。ミカエルは「かの岩山に聖堂を建てよ」と命じました。それでもオベールは信じず、行動に移しませんでした。3度目に現れた時、ミカエルは彼の額に触れ、さらに強く命じました。その感触でやっと天使の存在を信じた司教は、小聖堂を建てました。
すると、陸続きだったモンサンミシェルが一夜にして海に沈み、孤島になって聖地と呼ばれるようになりました。
大造営が始まったのはそれより250年以上たった966年、ノルマンディー公リチャード1世の命で、ベネディクト会の修道院が置かれたのがきっかけでした。以後、修道院と聖堂は建築と崩壊を繰り返し、高く高く、上へと造り上げられていったのだそう。
ところが14世紀、英仏が100年戦争に突入すると、修道院は閉鎖され、城塞として利用されることになります。しかし、幸いにも、干満の差と潮流の激しさが敵の侵入を阻止し、戦火に見舞われることはありませんでした。満潮時に舟が近づいても、干潮になれば、広大な砂州の中に敵は取り残されるのです。
こうして一度も陥落されることなく戦時を乗り越えました。16世紀には修道院として復活しましたが、18世紀のフランス革命後は、監獄に転用され、1863年ナポレオン3世の勅命で閉鎖されるまで、『海のバスティーユ』と恐れられました。修道士が戻ったのは、約200年後の1966年のことでした。
聖堂として使われたり監獄として使われたり、この聖堂は海の上にあるという地形を利用して、歴史の中で、様々な用途で使われたみたい。それだけの歴史のある建物ををジーックリと見てみたいです。
モンサンミッシェル全貌
王の門
モンサンミシェル大通り(グランド・リュ)
この世界遺産に行ったことがある人からのアドバイス
  • 訪れるののに狙いたい時間帯は、海が満潮になっている時!満潮の時の方がぜったい雰囲気がでます!(投稿者 :湯原しづ子)
  • 意外と外から見るより中は小さい。あと、道が狭い!!観光名所なので、人が多くなると、道がぎゅうぎゅうになってしまう。3時間もあれば、じっくり中は見れたかなー(投稿者 :岡本大助)
  • パリからのツアーバスがたくさん出てて、交通の便は心配なし。だけど滞在時間が短かったり、移動時間が長くて大変(片道4時間もかかるの)だから、のんびり行きたい、時間に余裕があるって方は高速列車TGVからバスに乗り換えていく方法がおすすめ。こっちの方が費用も抑えることができる。(投稿者 :二浪綾香)
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ヴェネツィアとその潟(イタリアの世界遺産)

  • 投稿者:深山沙奈江
ヴェネツィアは5世紀にアドリア海の干潟(ラグーナ)に築かれ、街は実に118もの小島から成り、数多くの橋でつながっています。10世紀には強力な海運共和国として貿易で栄えた輝ける歴史をもち、街全体と潟が世界遺産に登録されている。
共和国の要でもあるドゥカーレ宮殿やサン・マルコ大聖堂、大運河沿いに連なるカ・ドーロ等貴族の館はもとより、小さな建物に至るまでヴェネツィア全体が建築的な大傑作ともいうべき美しい建物で溢れています。またティツィアーノ、ヴェロネーゼ、ティントレットなど世界的に有名な画家達の作品が建物内部をさらに華やかに飾っています。車は街中には入れず、街中の移動手段は船か徒歩だけ。迷路のような小道や運河がこの独特な情緒を醸し出しています。異国のおとぎ話のような街で迷子になるのも楽しいかも
サンマルコ広場
水の都ヴェネツィア
人気の観光スポットサン・マルコ大聖堂
この世界遺産に行ったことがある人からのアドバイス
  • とても綺麗な街!どこを写真でとってもおとぎ話の中にいるみたい。(投稿者:塙孝泰)
  • 気温は大体日本と同じくらいなので、訪れるのならば春と、秋がベストシーズン。ヴェネツィアといえば仮面の仮装だが、
そのヴェネツィアカーニバルがあるのが2~3月頃、観光客もすごく集まりますが、本当に非日常の空気を味わえる素敵なお祭りだから、狙って行ってみると楽しいと思います。(投稿者 :大塚梅子)

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サグラダ・ファミリア(スペインの世界遺産)

  • 投稿者:岡本大助
サグラダ・ファミリア未完の大聖堂と呼ばれるサグラダ・ファミリアこの大聖堂が建てられ始めたのは、1882年から。それから121年、最近完成の年が決まり、2026年に完成と発表がされました。300年かかると言われていた工期は、半分の150年かからずに完成となります。その理由は、建築技術の進歩のおかげ。設計された当時は図面でも表現できなかた、設計や、施工時に3Dソフトウェアや、CNC加工機などの優れた機械を導入したおかげで、工期が一気に短縮されました。このサグラダ・ファミリアはスペインの大建築家アントニオ・ガウディが建築監督を務めて、生涯をかけて取り組みました。サグラダ・ファミリアは日本語に翻訳すると『聖贖罪教会』なんだそう。贖罪のための教会なので、この教会を建てる建築費はすべて個人からの寄付と、観光収入から捻出しているのだとか。多くの建築士や、彫刻家がこの教会の作成に関わってきていますが、中には日本人もいるのだとか。近年は観光客が増加したことで、収入が増え、建築の時間短縮につながっています。外尾悦郎という方が、専任彫刻士を務めていたり、あのスラムダンクや、バカボンドの著者である井上雄彦は扉に刻む文字を書いています。ガウディは、きちんとした設計図を残しておらず、弟子が全体の設計図や、大型の模型などを作成したのだとか、やはり天才には設計図なんていらないよということなんだろうか。ガウディが死んだ後、スペイン内戦で、資料はほとんど焼けてしまったらしいです。今建築を行っているのは、当時に残った資料などから、ガウディの設計構想を推測して建築し続けているのです。昔に書かれた設計図と、現代の技術の進歩が融合して、サクラダファミリアは2026年完成予定です。完成が間近と分かると、もう見ることのない工事中のサグラダファミリアを見に行ってみたいなと思いますね。
サグラダ・ファミリアの内部
サグラダ・ファミリアの正面
美しい内部のステンドグラス
この世界遺産に行ったことがある人からのアドバイス
  • サグラダファミリアはスペインのバルセロナにある。日本からバルセロナへの直行便はないけれど、ツアーはたくさん旅行会社から出ています。EUのどこかの国を経由して、向かうことになります。乗り継ぎ含めて15~18時間ぐらいかかります。結構長旅。めちゃくちゃ有名な観光スポットだから、世界中から人が集まるので、当日のチケットを買うために長い列に並ばないといけなくなる時もあります。インターネットで、事前にチケット購入ができるのでここがオススメ。サグラダ・ファミリアチケット購入ページ(投稿者:智原孝行)
-サグラダ・ファミリアの上に上がれます。リフト券付きの入場チケットを買えばリフトに乗って、高いサグラダ・ファミリアの塔の上から、バルセロナの町や、サグラダ・ファミリアの上にある装飾なども観れるのでオススメです。彫刻が好きな方は一度行ってみてほしい(投稿者:馬原良美)

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パリのセーヌ河岸 (フランスの世界遺産)

  • 投稿者:小椋悟美
観光都市フランスの首都、花の都パリは、女性なら一度は憧れる都市だと思います。パリはお洒落の最先端の町であると同時に、フランスの都でしたので、政治や、文化の中心地であった場所なので、歴史的に価値のある建物が沢山あります。パリはセーヌ河を中心として南側の右岸、北側は左岸と呼ばれます。同じパリと言っても、南と北では雰囲気も変わるようです。パリは20の区でできています。各区ごとでも雰囲気は変わるようですよ。まるで東京みたいですね。
世界遺産はそのパリ全体にに分布しているようなので、街全部が世界遺産の一部と言ってもおかしくないのかもしれません
まずは有名なルーブル美術館や、この歌は誰もが聞いた事、歌った事があるだろうシャンゼリゼ通り、パリ市庁舎は右岸にあります。
左岸になりますとオルセー美術館、ノートルダム大聖堂や今は国会議事堂に使われている元ブルボン宮などがあります。
今まで名前を挙げただけでも世界史の教科書で聞いた事のある建物ばかり、こんな建物が沢山建っていて現役で人々が生活を営んでいるのだから、みんな一度は行きたくなる、観光大国の名が相応しい都のある国ですよね。
ヴェルサイユ宮殿も行きたいスポットの一つですよね!パリの中心地にこの宮殿はあります。宮殿と庭園が世界遺産となっています。フランスの国王が太陽王と呼ばれていたルイ14世の時代、絢爛豪華に、贅沢の限りを尽くして建てられたこの宮殿は、のちに世界の国の多くの建物の手本とされたそうです。そしてヴェルサイユ宮殿といえばヴェルサイユのバラです。あれはマンガと言わないでください。ちゃんとフランス革命を基にした、壮大な歴史大河ロマンなんです。なぜ、私がフランスのパリに行きたいかと言うと、このヴェルサイユ宮殿を見たいからと云う大きな目的があるからなんです。
このヴェルサイユ宮殿で最も有名な女性はマリーアントワネットでしょう。フランスの歴史で1番か2番目に有名な女性ですね。マリーアントワネットは元は。オーストリアからフランスへルイ16世のお嫁さんとして嫁いできたのです。二つの国の同盟のための政略結婚です。二人は互いの顔も知らないまま、15歳くらいの若さで、夫婦となりました。だから二人の仲はあまり良くなかったようです。若すぎるマリーアントワネットは自身の王妃としての立場を理解できず、ヴェルサイユ宮殿で贅沢な暮らしをし、好き放題に振舞っていたそうです。このような振る舞いが徐々に民衆の怒りに火をつけました。マリーアントワネットの浪費は国を傾かせている、フランスの民衆の中の王妃へのイメージはとても悪く、フランス革命へと繋がっていくのです。民衆の貴族への怒りは凄まじくマリーアントワネットは、ルイ16世と一緒に捕まってしまいます。国王一家は政治犯として捕まり、死刑の判決がたった一票の差で出た後先にルイ16世が処刑され、それからしばらくのち、マリーアントワネットも断頭台の上に乗ることになったのでした。
このようにきらびやかさの裏に血なまぐさい歴史があるフランスは、自由と云うこと兄対して、とても敏感な国です。
アメリカへ自由の女神像を送ったのもフランスですしね。自分たちの力で勝ち取った自由を誇りに生きるフランス人は自分達の歴史を誇りにしているのでしょう。パリに行って、その自由の空気を吸ってみたいと思っているのです。
夜のエッフェル塔
ルーブル美術館には年間600万人の人が訪れるそう
ヴェルサイユ宮殿
この世界遺産に行ったことがある人からのアドバイス

  • どこを歩いていても絵になる、本当に素敵な街です。(投稿者 :清水芹夏)
  • ルーブル美術館には是非行ってもらいたい。その展示品も絶対一回は見たことのあるすごい名作ばかりだし、美術館自体も大きくて装飾が素晴らしい。あんな美術館は世界に二つとない(投稿者 :智原孝行)
  • 時間があるのなら観光名所を回るのもいいけれど、ゆっくりとパリの街自体をお散歩するのもおすすめ。セーヌ河沿いを歩くだけで気分はパリジェンヌになれますよ。(投稿者 :富山裕子)
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