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クレムリン(ロシアの世界遺産)

  • 投稿者:二浪正裕
クレムリンはロシアの首都モスクワにあるモスクワ川の流れる近くに建つ建物です。1703年まで帝政だったロシアの王朝府だった建物のことです。帝政がなくなり、ソビエト連邦に変わった後も、最高会議場として使われていました。今はロシア連邦の大統領府や、官邸があります。政治の形が変わり、国が変わってもクレムリンは国の中心である歴史ある場所なんだろう。クレムリンはロシア語で『城壁』を意味する。その名の通り長い城壁があり、総延長は2.25km。
ロシア正教の総本山であり、ここにはたくさんの聖堂がある。ロシアの教会の特徴で、教会内には、イコンやフレスコ画で装飾がなされており、独特の雰囲気を放っているようだ。イコンとはキリスト教の主要な人物や重要な出来事などを描いた平面的な絵のこと。フレスコ画とは壁に直接絵を描いた絵のことで、壁に漆喰を塗り、漆喰が乾かないうちに絵を描いていく。この方法だと一度失敗してしまうと修正が効かない。有名なフレスコ画にはバチカン市国の「創世記」や「最後の審判」などがある。このフレスコ画がクレムリンのウスペンスキー大聖堂や、ブラゴヴェシチェンスキー聖堂には豪華に描かれている。
クレムリンには昔王族が住んでいたことがあるので、その当時の宝物が多くある。ミハイル・ロマノフの王座、黄金のイースターエッグ、エカテリーナ2世に送られた世界最大のダイヤなどロマノフ王朝の宝が山のように残っています。
ロシアの国旗は白、青、赤の三色。ロシアに伝わる伝統的な配色だったらしい。白は高貴で、率直を表し、ベラルーシ人のこと。青は名誉と純潔性を表す、ウクライナ人のこと。赤は愛と勇気を表す、ロシア人のことを表すらしい。ロシアの国章は二つの頭を持つ鷹である。元は、東洋と、西洋にまたがる東ローマ帝国の国章が使われている。クレムリンの周囲には20の尖塔が建っているそこにある5つの塔には赤い星がてっぺんに輝いている。1937年以前には国章の双頭の鷲がいたが、その後ロシア革命20周年を記念してこの赤い星に取り替えられた。
ルビー色に輝くガラスの星は夜、電気で光ります。
美しく輝くロシアの赤い星を私も一度見てみたいと思う。
クレムリン
ロシアの宝モスクワ、クレムリンエッグ
ロシアの紅い星
この世界遺産に行ったことがある人からのアドバイス

  • 大統領府でもあるところなので、セキュリティチェックは厳しいです。中は広くていろいろな所を見て回れますが、入ってはいけない所は警備の人がすぐにやってくるので気をつけて下さい。(投稿者 :芦田由乃)
  • 夏のロシアは観光シーズン真っ盛りで、人が多かったです。やはり、1、2を争う観光地なので、チケット購入にも並びます。ゆっくり見たい方は、早めに行って、開館前にチケット売り場に並ぶといいかもしれません(投稿者 :智原孝行)
  • 内部は大聖堂や武器庫、など見所がたくさんあります。土曜日にはお昼から衛兵の交替式が見れるので面白いですよ。(投稿者 :小椋悟)
  • 記事にかいてある紅い星はクレムリンの外からでも見えます。昼間は分かりにくいですが、夜の紅い星はキラキラ光って綺麗ですよ。(投稿者 :町田俊樹)

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