公園全体がアリゾナ州の北部にあり、コロラド川に添って約446kmものびる世界でもっとも雄大な峡谷。川の浸食作用はによって雄大な自然の作り出した渓谷が見られる。このような渓谷は世界中探してもどこにも類をみないのだそう。標高差と規模をとって言えばメキシコのカッパーキャニオンの方が大きいが風光明媚の点ではグランドキャ二オンの比ではないだろう。 20億年から2億5千万年前の地球の地層が観察でき、世界で最も多くの化石が発見された貴重な場所。 今もコロラド川の浸食は進んでおり、地球の歴史を見ることができる。
1919年に国立公園に指定され、299種以上の野鳥、74種の哺乳動物、48種の爬虫類、5種の両生類が生息していると言われており、年間約5百万人の観光客が世界中から訪れてる人気の観光スポット。
グランド・キャニオンはノース・リム(North Rim)とサウス・リム(South Rim)に分けることができ、観光の中心となるのはサウス・リムです。定番といえるビューポイントがサウス・リムに集中しており、遊歩道も整備されているためです。
そのため、サウス・リムに宿泊施設が6か所あるのに対し、ノース・リムでは1か所しか設けられていません。園内を走る無料シャトルバスもサウス・リムにしかありません。ほか、サウス・リムには銀行やスーパーマーケットなども揃っており、旅行者が困ることもあまりない。
これには気候も関係しています。標高2,000メートル級であるサウス・リムは一年中開かれていますが、2,500メートルになるノース・リムでは、冬季は積雪のために閉鎖されてしまうからである。
何度かグランドキャニオンへ足を運んだことのある人であれば、あえてノース・リムに行ってみるというのも面白いかもしれない。
ヤバパイポイント |
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ツサヤン遺跡 |
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グランドキャニオンの絶景 |
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