ここは、テ・ワヒポウナムに行ったら、いや、ニュージーランドへ行く人が必ず行きたいと思うところではないかと思うのですが、氷河が削った美しい谷間を船でクルージングできます。フィヨルドという地形で氷河が作ったU字の谷のことをこう呼びます。この地形は当たり前ですが、氷河のある地域でないと見ることができません。氷河が山の斜面を降りる時氷河の重みで少しずつ地面を削り取って、深い谷を作っていきます。こう言った氷河は、数万年の昔、地球がまだ氷河期だった頃、海面が高くなってので、地面の上に氷河ができていたことが原因です。こう言うU字型の谷が海に沈んでフィヨルドはできるわけですね。雨が降ると山肌に滝が現れるのが美しいのだとか。降水量の多い地域なので、頻繁に見れるようです。
また、イルカも見れることがあるのだとか、美しい大自然と断崖絶壁の神秘的な谷、そしてイルカ。本当に映画の中の世界を体験できそうです。
あとここで有名といえば土ボタルですね。テ・アナウ洞窟という洞窟があるらしいんですが、ここには土ボタルという生き物が住んでいます。この生き物はオセアニアに生息している昆虫の幼虫なんですが、洞窟や藪の中に住んでいて、発光するんです。幼虫は粘着性のある糸を体内から出して連なり、綺麗な青白い光を出します。これは光によってくる虫をおびき寄せて食べるため。お腹がいっぱいの時は光らないんです。日本のホタルのようにふわふわと飛び回る光ではなく
洞窟の天井などから、光のカーテンのように連なりぶら下がっているので、ホタルとは違った光のカーテンを見ることができます。
このように自然が豊かだからこその世界遺産を一度でいいから見てみたいものです。
テ・ワヒポウナム |
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ミルフォード・サウンド |
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マウント・アスパイアリング国立公園 |
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