この公園はオーストラリアのだいたい真ん中に位置した公園です。
ウルルとは元々ここの土地にはじめから住んでいたアボリジニの呼び名で私たちにとってはエアーズロックの名前で有名な大きな岩のことです。名前をウルルに変えたのは、世界遺産となって、歴史的、文化的な面からこのウルルを見直した時、原住民のアボリジニにとっての聖地であり、彼らが古くから使ってきた名前で呼び、文化を尊重しようということで、現在はウルルという名前が使われています。
カタ・ジュタとは同じ国立公園内にある、3500haにもなる大きな面積に大小36個もある巨大な岩石の群れのこと。
この名前もアボリジニの言葉で意味は「多くの頭」という意味なのだそう。
これらの岩は表面上ではばらばらに転がっているように見えますが、元はウルルと同じ、一枚の岩石で、長い年月をかけて、風や雨に侵食されて、不思議な形の岩たちが、同じ場所に立つ並んでいるように見えるのだそうです。