サヌアはアラブ半島南部にある国イエメンの首都です。城壁に囲まれた美しい街です。
赤茶色のレンガで作られた旧市街の建物は街全体を眺めると統一感がありとてもきれいな街並みで、「煉瓦の摩天楼」とも呼ばれています。このサヌアは世界最古の都市としても有名で、ノアの箱船が津波で海を彷徨った後にたどり着いたのがこの地だと言い伝えられています。聖書の中の町が実際にあるなんて言ってみたくありませんか??
このサヌアがあるイエメンの北にはサウジアラビアがああります。この国は国内で政権側、反政権側で内戦が起きていて空爆の被害が起きています。もちろんこのサヌアの旧市街も空爆の危機に晒されていて、危機遺産リストと呼ばれるリストに載っている世界遺産なんです。
このサヌアの町は紅海とマアリブをつなぐ重要な拠点として古くから栄えてきました。中世の街並みがそのまま残り、ノスタルジックな雰囲気が残る町です。写真で見ても映画の中の世界にしか見えない。本当にこんな町が実際にあって、人がここで生活しているところを見てみたいです。イスラムの町なので、敬虔なイスラム教徒の方が多いようです。夜景も綺麗らしく、昼間の明るいサヌアの町から幻想的なおとぎ話の国の光景に変身するようです。ノスタルジーに溢れたサヌアの町をゆっくりと巡ってみたいのです。
サヌア旧市街 |
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爆撃されたサヌアの建物 |
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サヌア旧市街の街並み |
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